アマニ♨

アマニ油のように体にいい人間になりた~い。ライフスタイルの提案といっしょにお店や食事の提案をしていきたいキノコ・野菜コンサルライター・犬事情を書き綴るやる気が増量になった天谷これ

ブナシメジとヒラタケシメジの情報操作疑惑②

★ブナシメジ黒歴史の真相 

 ヒラタケシメジが失脚してホンシメジが店頭に並びましたが、学者たちは、

 「どうやらキミは腐生菌のブナシメジだね」と言いました。

 この時のやり取りは、はっきり覚えています。

 ちゃんと商品名ホンシメジを検査してブナシメジと発表したのです。数日後、 

 「ブナシメジは菌根菌じゃないから、ホンシメジとは名乗らないで」 

 ヒラタケとブナシメジの争いは、連日ブログのニュースになっていたので覚えています。

 この件以来、キノコの商品名は図鑑に載っている名前と同じものを付けるようにというルールができました。しばらくの間、失脚したヒラタケとブナシメジは、名前を改めスーパーで一緒に売っていました。しかしだんだんブナシメジの売り場がヒラタケの売り場を小さくしていき、平成14年にはヒラタケが都内の野菜売り場から消えました。

 ちょうど最初のキノコ本を書いていた時で、「あなたはブナシメジのようね」と出版社の人に言われていたこともあり、よく覚えています。

 広告の仕事をしながら本を出版したので、ホンシメジだと思ったけど違うのねという意味に受け取っていました。 

 これを、ブナシメジの市場略奪宣伝と言います。弱っているヒラタケに濡れ衣みたいなことを押しつけて売り場から追い出すとは、異常な宣伝方法。

  さらにフシギなのは、平成14年前後のブナシメジの出荷数と東京都のギャップでした。

 新潟県ですでに発売になっていたブナシメジを学者が検査しないとわからなかったというのはおかしい。さらにブナシメジはヒラタケの何倍もの売り上げがあったとグラフには書いてあるのに、都心部ではまだヒラタケを売っていた。(林野庁のグラフを参考)

  東京の闇か、農業の闇というのか、お役所の闇なのか、シロウトにはわからない世界があるのを感じます。

  裏の仕掛人は、ハタケシメジを作ったT社と言われています。T社の宣伝力は新しく刺激的で、「ほんしめじ」という名前を商標登録しています。つまり、新潟県で発売になっていたブナシメジを関東方面に出荷し、飽きられていたヒラタケシメジを撤去してブナシメジへ切り替えるという技をやってのけたということです。その証拠にブナシメジは今も凄い量でスーパーに並んでいますが、ヒラタケは……。

  市場回復を試みる「ヒラタケ派」の存在は今も健在で、新たなヒラタケ「霜降りひらたけ」を誕生させてまでの想いは、大河ドラマのように感動できるのがキノコヲタク(略してキノタク)です。

  この偽シメジの小競り合いを収束したのは、エリンギでした。まったくキノコ感が無いカタカナの意味不明の名前で、しかもやたら太くて大きい。お母さんどころかお父さんまで興味を示しました。 宣伝用のキャッチフレーズは、

 「永谷園のお吸い物で松茸ごはんが作れるキノコ」

 独身の男性までがエリンギに夢中になりました。

 

  ハタケシメジは、エリンギを食べたことがあると答える人が10人中8人ぐらいになり、松茸ごはんもどきを作ったという人が、10人中3人~4人ぐらいいるようになった頃にそっと野菜売り場に現れました。 

 「とうとう菌根菌が発売になったよ。食べてみたらすごくおいしい」 

 キノコ好きはハタケシメジのおいしさに衝撃を受け、発売と同時に話題にしていましたが、普通の人たちは無反応でした。今も料理番組であんまり使用されていないことを見れば、反応がわかるでしょう。 宣伝上手なはずのキノコ業界もなぜかハタケシメジの宣伝はほとんどしませんでした。食べれば絶対においしいのでリピーターからバズが出ると信じていました。

 キノコを作っている人はとてもキノコ好きなので、ハタケシメジが売れないとは想像もしていませんでした。 

 キノコの生産量の推移は戦国武将の栄枯盛衰を見ているような気がします。

  ハタケシメジはデビューから2年後、「丹波シメジ」に商品名を改名しました。改名して売れた作家やタレントは少なくないけれど、地名+シメジの呪縛にまんまとハマっているせいか関西方面では定番化していますが、関東ではやっと2種類のハタケシメジが売っているだけ。

 さらに東北地方では、ハタケシメジを売り出しても高いのでほとんど売っていない状態。しかし、このキノコのおいしさを信じるキノコ好きは根気よく、ハタケシメジを作り続けています。

 栃木県のH研でいただいたハタケシメジが今まで食べた中で一番おいしかったのですが、ハタケシメジはこれから必ず売れると言っていました。根拠を聞いてみると、

  「ハタケシメジがいちばんおいしいでしょ」 

 この他、九州でもハタケシメジづくりを一生懸命している生産者がいます。

  「このキノコがやっぱり美味いのでね」  

 本当においしいハタケシメジを知っている人は、栽培するのが少々難しくてもハタケシメジの栽培をしています。


 仙台では、ヒラタケが美味しい時期になるとたくさん売っている環境になっています。

 種類も増える一方で、ホワイトやバカデカイサイズのヒラタケもあります。

 ブナシメジは生産者ごとにおいしさや風味が違い、色も形もバリエーションがありますが、売っているときは「ブナシメジ」という共通の名前で売っているのでシロウトには違いが分からないままきっと値段で買っているのでしょう。

 ハタケシメジも3種類ぐらいあります。

 エリンギは鮮度がいいほど甘みもあり、おいしさの違いは鮮度の違いです。

 東京ではエリンギが不味くなったとキノコ好きが集まって行っていましたが、仙台で売っているエリンギはすごく旨い。

天展(食べ過ぎるとカール・ブッセになっちゃうよ🌺🌹🌻)🌀

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