アマニ♨

アマニ油のように体にいい人間になりた~い。ライフスタイルの提案といっしょにお店や食事の提案をしていきたいキノコ・野菜コンサルライター・犬事情を書き綴るやる気が増量になった天谷これ

ブナシメジとヒラタケシメジの情報操作疑惑

たぶん世の中には出さない原稿になるので、こちらで発表することにしました。


 日本のキノコ栽培は、マツタケ、ホンシメジという栽培できない菌根菌に分類しているキノコを目指して栽培が始まりました。ブナシメジやヒラタケやハタケシメジは、ホンシメジを目指して作られているキノコです。シイタケやエリンギはマツタケを目指して作ったと言われています。現在、マツタケはまだ栽培化できませんが、ホンシメジはかなり近いところまで栽培化に成功しています。 

 昔々、昭和50年頃に「ヒラタケシメジ」という商品名のキノコが発売になりました。「ヒラタケ」のことでした。栽培したらシメジに似ていたのでヒラタケシメジという名前にしたと聞いていますが、天然で発生しているヒラタケには軸が無いので、ホンシメジに似せようと思って作ったのか、あるいは、栽培したらたまたま軸ができたのかは謎です。しかし、狭い場所で瓶から発生させたヒラタケには軸ができるので、偶然の産物だったという説が現在は濃厚です。 

 10年後、昭和60年頃に新潟県でブナシメジができました。ぐんぐん出荷数を伸ばして、ヒラタケシメジの出荷数の何倍もになっている頃、事件が東京で起きました。 

 「ヒラタケシメジはシメジじゃない! 学術書や図鑑に沿った名前を商品に付けるべきだ」 

 図鑑などを作る学者が栽培キノコ会社などを相手取って訴えを起こしました。これが、平成13年の「シメジ事変」です。ヒラタケシメジが市場を追われ、偽シメジという悲しいレッテルを張られた事件です。正確には腐生菌のヒラタケは図鑑では、シメジと呼ぶことはないので偽シメジというののしられ方は合っています。 

 そして数か月後に、「ホンシメジ」と名乗ったキノコが東京のスーパーに並びました。お母さんたちは、

  「今度こそ本当のシメジなのね、偽物じゃないのね!」 

 なにしろ商品名が「ほんしめじ」だから、ホンモノと信じるしかない。ところが、

  「たったの数か月でホンシメジが完成するはずはない!」 

  と、学者様たちは騒動を収めようとはしませんでした。 上げた拳を引っ込めなかった理由とは……。 

 ★菌根菌という栽培不可能と言われているキノコの存在 

 キノコというのは実に不思議な存在です。例えば、春雷が多い年は山のキノコが豊作とか、和太鼓の音を聞かせて育てるとシイタケが大きく育つとか、謎に包まれた部分がまだまだある生命体。 

 キノコは大雑把に分けると、動物や昆虫などの死骸を分解する「腐生菌」と、環境と共に発生する「共生菌」があります。

  腐生菌というのは、シイタケやナメコのように比較的簡単に栽培ができるキノコです。ブナシメジやヒラタケもこの仲間です。人工的に菌床を作るのが簡単なキノコです。

  一方、共生菌は、さらに「寄生菌」と「菌根菌」に分けられます。このどちらもキノコ好きの間では、妖精的な力を感じる人が多く、不思議な力を持つキノコとして愛しています。

 寄生菌は、冬虫夏草的な昆虫の死骸に生えるキノコです。博物館になるくらいの人気があります。死骸になっているのを見つけることが多いので腐生菌のように感じますが、死骸になってからキノコが生えたのではなく、昆虫が生きているうちにキノコが発生します。

 菌根菌は、森林の環境と樹木の根に菌糸を張るキノコです。わかりやすく言うと、地面の環境とか、落ち葉の養分などが複雑に絡み合ってやっと発生するキノコで、森全体の環境が揃ってやっと発生します。森の再生をしているという人もいます。

 「腐生菌よりおいしいキノコが多い」

 とキノコツウは言い、キノコ学者は、

  「キンコンキンは簡単に栽培できない」 とおっしゃいました。学校の鐘みたいな読みで覚えやすいでしょう。肝に銘じておきましょう。

 「菌根菌(キンコンキン)」は簡単に栽培できない。 


では、続きはまた明日

天展(食べ過ぎるとカール・ブッセになっちゃうよ🌺🌹🌻)🌀

教授が通う店に出かけてみよっと♪キノコ・野菜コンサルライター、アマニ湯が集めた観光地と旨い場所

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